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Pesce rosa

Author:Pesce rosa
早稲田大学第一文学部を卒業後、なにを思ったかイタリアに渡り音楽院の声楽科に入学。
これまた、なにを血迷ったかヴィオラ科にも通いだし、
2011年の現在、イタリアの音楽院の声楽科、ヴィオラ科を卒業。

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秋のイタリア
IMG_0475.jpg

この標識、見ての通り、市街地へのトラクターの乗り入れを禁止するためのものである。
9年のイタリア生活で初めて見たこの標識。こんなものがあるとも知らなかった。

日本の免許のままで、イタリアで運転はしていないのだが、最近イタリアで免許を書き換えようかと思っている。
幸い私の免許はオートマ限定ではないが、オートマチック車をほとんど見ないイタリアで、オートマ限定免許の日本人の知り合いは、車を見つけるのが大変だった。

オートマ車はどうかすると身体が不自由な人が運転するものと思われていたりもするので、注文生産だったらしい。

しかし最近、Smartというメルセデス-ベンツ社の車が、ちょっとブームである。
しかもSmartはオートマチック車なので、イタリア人もオートマ車へ関心が高まるかも。
私も運転するならマニュアル車よりオートマがいいな、と考える今日この頃、そんなわけで、この標識が目についたのかもしれない。

しかも最近、ちょっと郊外に行くと、刈り入れのためなのかそこここでトラクターを目にする。
私の住んでいるところが田舎だから、というわけだけではない。
首都ローマも、ちょっと郊外に行けば羊の群れが草を食でいたり、それを羊飼いの犬が追っていたりする。

要は、日本よりほんのわずかに面積の小さい国に、日本の半分の人口しか住んでいないのである。日本に行ったイタリア人は、都庁のビルにのぼって、見渡す限りどこまでもビルが広がっている光景を目にし、感動し同時に驚きあきれる。見える緑は皇居の緑だけ。

日本にいる時は、あまり気にもしていなかったが、イタリア生活に慣れて、ローマ歌劇場の日本公演で池袋のメトロポリタンに泊まった時、食事のたび、ホテルの最上階から見えるどこまでもビルの建ち並ぶ景色を見て、いったいどれだけの人間がここで生活、活動しているかを考えて気が遠くなるような気分だった。

IMG_0468.jpg

これは、私の住む街の中心部の写真。建物の高さからして、日本とは比べ物にならない。
しかも、時間の流れ方が明らかに東京とは違うのである。一言で言えば「ゆっくり」。
街の規模も小さいので、歩いていればたいてい知り合いに会う。そこで止まって立ち話。
立ち話はたいてい長くなるので(イタリア人は概して話が長い!)バールに場所を移したり、夏だったら「ジェラート食べる?」ということになったりする。

銀行や郵便局に長蛇の列ができるのも、銀行員が知り合いの客と話し始めるから。
待ってるイタリア人の多くは「いいかげんにしてくれ」という顔をしているが、いざ自分の番になると、「孫がね、風邪を引いちゃって、、、、」などと話しだしたりして、私を絶望の縁に陥れる。

それでも、何となく最近イタリアの良いところも見えるようになって来た。
例えば、郵便局に音楽院の前期分の授業料を振り込みにいったところ、
郵便局員がヴィオラ科10年生と書いている振り込み用紙(イタリアの音楽院は学年で授業料が違う)を見て、
「あら、今年卒業なのね。頑張ってね。卒業したら国に帰るの?」と
プライバシーも何もあったものではないのだが、人懐っこく聞いてきたり。
(因に、私はこの郵便局員を全く知らない)
それで、私が「ええまあ。今年卒業できるかは微妙なところですが、まあこのまま仕事があればイタリアに残ろうかと思ってます」とこたえると、
「あらそう、イタリアに残んなさいよ、いい所でしょ。息子に楽器習わせようかと思ってるのよ、どう思う?」と会話はさらにつづくのである。

私の後ろにも、長蛇の列が出来ているのである。日本人の私は気が気ではなかったが、
それから2、3分後、
「すみません、時間とって」と日本人らしくお辞儀してその場を離れようとした時、後ろにいる人たちが口々に「べつに、あなただけじゃないし、いいのよ」「頑張ってね!」などと言ってくれた。

一生、こういうシチュエーションに慣れるとも思わないし、慣れたいとも思わないが、
彼らの、他人の人生に少しでも関わろうという、日本人にしてみれば「思いやり」と「おせっかい」のちょうど中間辺りの行動に最近とても励まされている。
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生活 | 16:06:04 | トラックバック(0) | コメント(2)
コメント
またまたおじゃまします。
郵便局のお話楽しく伺いました。こういうのを楽しめる心の余裕が糒ですよね。日本にいると、ついつい気分が急いてしまって。
ただ、待っている状況によるかしら・・・切符売り場で立って待っているときで、かつ割り込みとかされたらやっぱりイヤですね。
何度か経験しています。

先日のコメントのお返事に、「知り合いで無い方から初めてのコメントが嬉しかった」と書いてくださったので、じゃぁまたまたおじゃましました。
私はブログを始めてもうすぐ2年なんですが、私も最初の一ヶ月ぐらいは、ほとんど自分の知り合いばっかりでした。
でも、他の方のブログに遊びに行ってURLを残したり、また、リンクを張ったりすることで今はたくさんのお友達が出来ました。
もしお友達にだけ向けたメッセージじゃなくて、たとえばイタリアに住む日本人のお友達を探しておられるなんていう場合は、そうやってURLを残すのも一つの方法化と思います。
よかったら、一度私のところへも遊びにいらしてくださいね。
コメント欄のURLのところをクリックすると自動的に繫がります。
2009-10-15 木 04:39:17 | URL | がっちゃん [編集]
おはようございます。
実は、最初のコメントをいただいたとき、早速、がっちゃんさんのブログにお邪魔してしまっていました。(笑)好奇心はおう盛なのです。
そして、毎日のコメントの多さと、それに丁寧にお返事していらっしゃるのに感心してしまいました。毎日コメントが10通は普通、どうかすると20通ぐらいあったりして、、、私にはとてもできないです。

それに、日本におけるイタリア年のエコバック、いいなぁ、と思って見ていました。
イタリア人が日本に演奏で行くと、かならず都心のデパートのコットンのエコバックを買って帰ってきます。デパートの入り口に500円ぐらいで売っているやつです。Takashimayaとか印刷してあります。彼らには大好評なのですが、プローヴァとかでみんなのそんなバックを見るたび、なんだかなー、と思っていたのですが、イタリア年のバックは欲しくなってしまいました。(笑)日本はいろいろ物があって、ホントにいい国ですよね。
そんなわけで、報告が遅れてごめんなさい。これからも、時々遊びにいきますね。
イタリア在住の方も多くコメントされていたりして、私もぼちぼち参加させていただきます。
どうぞよろしく。

2009-10-15 木 09:49:04 | URL | Pesce rosa [編集]
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