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Pesce rosa

Author:Pesce rosa
早稲田大学第一文学部を卒業後、なにを思ったかイタリアに渡り音楽院の声楽科に入学。
これまた、なにを血迷ったかヴィオラ科にも通いだし、
2011年の現在、イタリアの音楽院の声楽科、ヴィオラ科を卒業。

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イタリアのゴーストタウン
IMG_0903.jpg

眼下に広がるのはUmbrianoという今はゴーストタウンと化した街。
1950年代からすでに誰も住んでないらしい。
60年間人の住まない街を、太陽のがさんさんと照る午後に訪ねた。

アメリカのゴーストタウンが(カリフォルニア州のカリコとか観光地化したものは除く)、
自然に飲み込まれつつ、あきらめの装いで残ってるのに対し、
ヨーロッパのゴーストタウンは、
自然に立ち向かい、そこを訪れる我々を寄せ付けない、ある意味昂然とたたずむ。
それだけにとても不気味だ。
イングランドの廃墟となったお城の近くまで行った時も、なんだかそこに近づいてはいけない気がして、
早々に引き上げてきた。
てなわけで、イタリアの廃墟巡り(?)もあんまり気が進まなかったのだが、
ヴィオラ科の卒業試験も終わったし、試験のための練習でお友達の誘いも断り続けていたので、
「ツレナイ奴」と言うあだ名がついてしまったので、それを解消するべく、ピクニックに付き合った。

IMGP8076.jpg

廃墟の街にたどり着く唯一の道。誰も通る人はいない。
土砂崩れでもあったら、帰れないねー、などと話をしながら、マムシにも気を配りつつ先を進む。

IMGP8066.jpg

街に向かう道の手前で、パオロを知るオジさんが私たちがUmbrianoに向かったんをみたので、
何かあっても大丈夫だよねー、とお互い言い合う。
何だみんな怖がってるんじゃないのほんとうは、、、。

IMG_0894.jpg

歩くこと1時間。Umbrianoの街に着く。
いい天気の、のどかな午後だったが、廃墟の街の塔はうら寂しげ。

IMG_0842.jpg
 
街の通りは、瓦礫が散乱している。なんだかポンペイを思わせが、
あちらは2000年前、こちらは60年。あまり変わらない気がするのは何故?

IMG_0859.jpg

打ち捨てられた家の中にも、簡単に入れてしまう。
皆おどおど「おじゃまします」などとつぶやきつつ玄関を入る。
小心者集団だが、私たちにそう言わせる雰囲気が漂っている
家の中とはいえ、木の屋根瓦を支える部分が落ちて、天井から空が見える。
うちの中と言う感じではない。
それでも、「ここは家なんだ」と建物が言っている。
日本人の私から言えば、靴も脱がなきゃいけない感じにさせる何かがある。
(もちろん瓦礫が散乱しているので、そんなことはしないが)
人がそこに生きていた記憶が、朽ちていく建物に今なお刻まれている。
すごーく、不気味だ。
二階の床が落ちて、二階にあったと思われる暖炉が中に浮いた感じになっている。

IMG_3640.jpg

こちらも、屋根と二階の床が落ちて、1階には屋根瓦が散乱。
皆玄関から1メーチルぐらいしか入らない。入れないのだ、、、。
入ってはいけない気にさせられる。
「あの窓のとこまで行ってみー」とか言い合うのだが、誰も動こうとしない。

伝染病で住人が死に絶えたとか、戦いで皆殺しになった、などのおどろおどろしい過去があるわけでもない。
ただ、歴史の中で打ち捨てられ、忘れ去られた街。

街の入り口に着いたとき、なんだか久しぶりに人が来たのね、、、みたいな、かすかな歓迎の感じが
街からした気がしたのだけれど、やっぱり家の中には入れなかった。

家の外に一歩でながら(そもそも皆一歩しか入ってないのだが)これまた口々に「失礼しました」
と言って、1時間の道を戻ってきた。

IMG_0913.jpg

出発地点に戻る道すがら、皆一様にしんみりしてたのだが、
最後はミオンおじさんの提案で、午後4時の「おやつ」となった。
「おやつ」はワイン、各種チーズ、生ハム、サラミ、、、、、。
パオロだけはカメラ目線もせず、食べ続ける。どこまでもマイペースなのだ。


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生活 | 10:45:20 | トラックバック(1) | コメント(2)
コメント
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2012-03-16 金 12:23:42 | | [編集]
素敵ですね。ところで、あなたは海外で日本のテレビ番組を見ますか。今はちょうど桜前線報道中で、さきwww.tv-rec.comを使って見ましたが、とても懐かしい気がします。このネットによって日本のテレビ番組をいつでもどこでも見られ、とても便利です。暇があったら試して見ましょう。
突然コメントをして申し訳ありません。
2013-04-15 月 14:03:27 | URL | 佐藤ケイコ [編集]
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2012-05-04 Fri 07:06:40 |

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